Penny(ペニー)取扱説明2 べ~ぶるの試行錯誤
このページは初めてスケートボードの購入をした、という方向けのページですので、お上手な方が読まれるなど時間の無駄でありますことをはじめにおことわり申し上げます。
前ページではスケートボード用語のいくつかに接していただきましたが、スケートボードを手入れする上でいちばん頻度が高いと思われるウィール関係のパーツを紹介します。
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ウィール各部名称
Pennyを手にして、かわいい~とか思うのは持ち主の自由ですが、所有したからにはスケーターとして部品の名前は知っておきましょう、ということで、ここではウィール周辺のパーツ名称を示していきます。
ベアリング/Bearing
ウィールとトラックの仲立ちをします。日本語だと「軸受(じくうけ)」といいます。回転するものと回転しないものの仲介役です。
Pennyには純正のベアリングが入っていて、2012モデルはABEC7(アメリカの規格でベアリングの等級のこと)といういいモノが入っているのでかる~く回りますね。それまではABEC3だったとか。ベアリング等級のお話
Pennyに組み込んであるベアリングはオイルベアリングなので、ときどきオイルを注してやる必要があります。注さなくても回りますが消耗が早まります。オイルを注すと滑らかに回転します。オイルは右アフィ画像のようなベアリングオイルを用意されるといいです。
交換する場合、Penny純正品も販売されているので、それを選んでもいいですし別のブランドを選んでもいい、自由です。BONESとかNINJAとかが有名ですが、わたくしが試したところ国産工業用でも充分実用になります。といいつつ自分は純正品を予備として買い置きしています(^_^;) ※H24.11.11追記:実験したので確かです。くわしくはこちら → Pennyにグリスベアリングで重くなる?
ベアリングのメンテナンスについては別ページを用意しています。ベアリングメンテナンス
アクスルナット/Axle Nut
本来はトラックに含まれる部品です。アクスルです。アスクルではありませんよ。それは文房具屋さんなのでそんなこと言うと笑われるので注意が必要です。
アクセルナットともいうようです。ウィールが外れぬよう留めておくための金具です。
ストリート用ショートスケートボードでは、ベアリングよりも傷みが早いかもしれません。横倒しになると削れるからです。NINJAのベアリングにはアクスルナットが同梱されていることから見ても交換頻度はベアリング並みかそれ以上に高いということです。
でも、Pennyにはそんな心配は要りません。幅広ウィールがアクスルナットを守っています。横倒しになってもナットが地面につくことはありません。
でも、脱着を繰り返している内に緩み止めの内蔵プラスチックが段々バカになってきます。「いつの間にか緩んでなくなっちゃった」ということになったらそれ以降乗れなくなるので、予備を持っておくと安心鴨(^_^;)
ベアリングスペーサー/Bearing Spacer
1つのウィールにベアリングを2個使いますが、この2個のベアリングの中間にあってベアリングの正常な動き実現のための補助的な働きをします。他にアクスルナット締めすぎによるベアリングの破損防止の役目もあるのですが、CHINA製の廉価版SK8にはベアリングスペーサーがあっても締め付けすぎでベアリングが傷んでいるものがあります。ウィールの内幅とスペーサー幅が異なっていると思われます。
Pennyは2台触りましたがアクスルナットが実に正確に締めてあるので、この辺りもパチモンとは違って安心できますね。
このパーツは無くすことはないと思います。
アクスルワッシャ/Axle Washer
本来はトラックに含まれる部品です。アクセルワッシャともメーカーによってはスピードリングとも云われています。
アクスルナットとベアリングが直接触れないように中間に入れる座金です。1つのウィールに2個必要です。ベアリングの両外側に配置します。小さいけど重要な働きをします。無くさないように注意。わたくしもよく落としては探すのに苦労しています。
このサイズはホームセンターでは取り扱っていない特殊なものになります。予備を買っておくといいかも。。。クリップやプラ板での自作もできます。ワッシャの自作ものはこちら → 自作パーツ
*** ゲットしたPennyが初めてのスケートボードという方向けのページはこちら ***
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