Penny(ペニー)取扱説明4 べ~ぶるの試行錯誤
このページは初めてスケートボードの購入をした、という方向けのページですので、お上手な方が読まれるなど時間の無駄でありますことをはじめにお断り申し上げます。
前ページまでお読みになった方は初心者でもかなり詳しくなったはず(^_^)b
ここではトラックの機能というか構造を、部品の働きを通して理解していただけるように記載してみます。
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トラック組み込み部品の名称
Pennyに乗り慣れてくると、それまで見えてなかったものが見えてくるようになりますね。この部品は交換できるんだろうか?なんて思い始めます。
ここではSK8の乗り味に大きく影響するトラックに組み込まれている部品の名称を示していきます。
キングピンナット
トラックのベース(台座部分)と連結されたアクスルハンガーが外れないようにつなぎ止める役割のナットです。これを緩めて外すだけでトラックはバラバラになります。アクスルナットとはサイズが違って大きいです。
これを締め付けるとブッシュが圧縮された分堅くなりますのでデッキは安定します。でもその調整はほんの僅かです。締めすぎるとブッシュが割れるというか裂けます。ほどほどがいいですね。
最初は締めた方がいい鴨
「ペニーで練習を始めたけど乗るとこグラグラで不安定なの」という方は、このナットをちょっと締めるだけで安定感が増しますので、好みに応じて調整してみると違いがわかっていいと思います。「ちょっと締めるってどれくらい?」という方向けの目安としては、半回転から1回転くらい、でいいと思います。
ブッシュゴム/Bush Rubber
SK8でターン(曲がる)するのに重要な働きをしています。硬さ・反発性によって乗り味が大きく変わります。また、硬度だけでなくその形状、さらには形状と形状の組み合わせによっても乗り味が変わる奥の深いパーツでもあります。
ブッシュともクッシュともいわれます。クッションからきているのかな??
キングピンナット側をトップブッシュともアッパーブッシュともいい、台座側をボトムブッシュともローワーブッシュともいうようです。
Penny純正品は柔らかいものが使われているのでポンピングの習得もしやすいです。このブッシュですが堅いものはデッキが安定し、柔らかいと軽いターンができますが、純正品は初心者に乗りにくく感じない程度のちょうどいいセッティングになっていると思います。
わたくしはもっとラクしたいのでさらに柔らかいブッシュに替えています。興味のある方はこちら→ Pennyブッシュ交換 自作スーパーソフトブッシュをペニーに組み込む
カップワッシャ/Cup Washer
カップ状になった座金ですね。これがあることでブッシュに均一な力が掛かります。BONESからはカップワッシャ不要のハードコアブッシュが市販されていますが、キングピンナット側はカップワッシャを使わないとハードコア部分が割れるともいわれます。
*** ゲットしたPennyが初めてのスケートボードという方向けのページはこちら ***
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