Pennyとショートボードの比較べ～ぶるの試行錯誤

Pennyは小さくてかわいい～！というのですが、我が国で一般的にスケートボードといわれる（いわゆる主流のストリート用）ショートスケートボードとどれくらい違うのか比べてみました。もともとショートスケートボードはトリック用途なので比較する意味もないかもしれませんが、違いを知りたい方も多いようです。

ミニクルーザーメジャーどころのPenny(ペニー)22インチ、Stereo(ステレオ)バイナルクルーザー、GOLDCUP(ゴールドカップ)バナナボード3種類並びにGLOBEバンタムの比較ページはこちら → ミニクルーザー実物比較

デッキサイズ

約79cmのショートに対してペニーは約58cm。ショートに乗る時の足の位置はショートもペニーもだいたい同じなんですね。

ペニーに前足を載せるところのデッキ幅は約13cmです。ショートSK8の方は約19cmです。ターンする時のハンドリングはシビアなコントロールが必要になりますね。トラックのブッシュの硬度がわかりました。トラックのみ販売されているんですね。ブッシュの硬度も記載がありました。87aなんですね。わたくしは90aまでしか使ったことないので、たった3aの違いがここまで体感で違うものなのか、本当にビックリしたんですよ。

クルージングの時はビスの上辺り、方向転換の時などはキック部分に載せるので、9～11cmくらいの横幅になります。

デッキの高さ

ペニーは約10cm、ショートSK8は約9cm(コンケーブしてるのでもう少しだけ低い)です。たった1cm高いだけでもずいぶん高く感じるんですよ。

ペニーのキックはテールにしかありませんけど、高さは約13cmです。キックの角度は約25°。ショートSK8は約17°。ペニーの方がマニュアルはやりやすいとか。。。確かにデッキが着くまでの距離は長いですね。動きに幅というか余裕があるわけですね。

ウィールの幅

ウィールの幅も、1個の幅もずいぶん違いますね。ウィール外側までの幅は、Penny156mm、ショート190mmです。

ウィールベースの違い

一般的にウィールベース(前後のアクスルシャフト間の距離)が長いとスピードに強くて大変安定する、といわれますので、ミニクルーザーはスピードを求めるのではなくのんびりクルージングで楽しめばいいわけですね。参考までに商品情報などには記載されていないウィールベースは380mmです。

違いのまとめ

ミニクルーザーは、ストリート用の一般的なコンプリートと比較して
・小さい
・軽い
・ソフトウィールなので走行音が静か
・不安定（デッキが小さいため）
・プラスチックデッキなので体重により剛性不足になることもある（ターンなどで荷重をかけるとグニュって感じで歪むことがある）。

画像には出てこない重量ですが、Pennyの1.95kgに対してショートボードは2.2kgあります。ついでにグローブバンタムは2.58kgあります。

早朝や夜間に練習する為に78aのソフトウィールと90aのブッシュを入れているストリートデッキがあるのですが、ベアリングの軽さのみ(追記：ウィールの走破性の良さ)Pennyの方が優れていますけれど、安定感はストリートデッキの方が優れています。まあ、ストリート用ショートもミニクルーザーもそれぞれに楽しいですね。

参考までに、滑走性能比較も行っておりますので、関心のある方はこちら → ベアリング性能

「penny 長いデッキ」というキーワードでお越しの方がお見えです。長いデッキに興味のある方はこちら → Pennyロンスケ化

Penny他メジャーなStereo・Globe・Bananaボードや名のない類似品から銭失い品までを比較した一覧表はこちら → ペニースケートボードＱ＆Ａ

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