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sk8 ベアリング温度上昇実験 べ~ぶるの試行錯誤

NSK(日本精工) ミニアチュアベアリング 両側非接触ゴムシール 608VV というものを購入しました。グリスタイプのベアリングですが、同じタイプのNTNでオイル潤滑の場合の許容回転数も記載されていたのでオイルでも使えるのでしょう。
あのお高いBONESさんの、REDではなくSWISSの、ラビリンスの改訂版の2と同じ性能を見せてくれたのですが、グリスベアリングってどれくらいの回転で固形グリスが滑らかな油脂として潤滑するのでしょうね。。。
使い続ければ溶けてくるのでしょうが、どれくらい回転すれば、どれくらいの時間動き続ければいいのか、試してみたくなりました。なのでできる範囲で実験してみたいと思います。

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ベアリング回転による温度上昇実験

外気温6度。天気は抜けるような秋晴れ。スケートに乗る前にアクスルナットを外してウィールを取り外し、ウィールにつけたままのベアリングからラバーシールドを外して温度を測定します。

実験開始前の温度測定

開始前の温度測定

始める前は6℃です。
この温度計は、スノーボードの自作ペネトレーションヒーターの温度管理のために購入したものです。実際には管理ではなく監視ですけど、すでに安定しているのであまり出番はないですが、電池は結構持ちますね。4年くらい持ってる鴨。
話が逸れました。シールドを取り付け、ワッシャとアクスルナットをセットして、これからプッシュで乗り続けます。

秋も深まってきたなあ、雪はいつだろうなあ、そういえばスケートボード始めてから「早く雪降らないかな」とはあまり思わなくなったなあ、スケートボードはリフト代要らないもんなあ、スノーボードみたいにお金掛からないのは有難いなあ、などと思いながら、時間にして7分間、距離は1000mを走りました。
ここから速やかにアクスルナット・ワッシャを取り外し、ラバーシールドを外して温度測定します。

温度計測とグリスの状態

走ったあと速やかに温度計測

グリスの状態はこんな感じで、走行前と目で見た違いはありませんでした。

どれだけ温度が上がったか。

上昇は2℃

開始前が6℃で、1000m走行後が8℃です。2℃上昇したわけですね。

実験結果

外気温6℃の朝に7分間プッシュして、1000mで2℃の上昇が高いのか低いのかよくわかりませんが、10分くらいではオイルのようにはならないことはよくわかりました(^_^;)
ということは、やっぱりオイルの方が軽く感じるとは思います。感じるだけで距離は同じでしょうけどね。
BONES SWISS LABYRINTH2 とラバーシールドが酷似しているので、これのグリスを抜いてオイルベアリングとして使いたいと思います。安上がりでしょ??

つぎのページは、ラビリンス構造 です。

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