sk8 ベアリングスペーサセット後のアクスルナット締め加減 べ~ぶるの試行錯誤
前ページではベアリングスペーサとウィールの精度による「万全なケース」と「万全でないケース」について説明しました。柔らかい樹脂に精度を求めるのは酷であり、現物合わせの微調整が必要になってきますので、ここでは、そのベアリングスペーサーを組み込んだあとのアクスルナットの締め加減について記載したいと思います。
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アクスルナット締め加減の調整
そこで調整の仕方にまいります。
ラッキーな場合
ベアリングスペーサをセットした状態でアクスルナットをこれ以上締まらないところ、カチッとした感触のところまで締め付けます。それで軽くウィールが回れば万全です。
アンラッキーな場合
カチッとしたところまで締め付けてウィールを回すとあまり回らない、ちょっとだけナットを緩めると良く回る、というのであればウィールの内寸とベアリングスペーサのサイズが合っていないのですから、アクスルナットはちょっと緩めた状態でいいです。この状態で使用は出来ますが、ベアリングスペーサの機能は?というと残念ながら果たしておりません。でも使えますよ。
そんなんじゃ気が済まない、という場合
「中途半端はイヤなの・・・」という方は、再度ベアリングを外してベアリングスペーサとベアリングの間に1枚アクスルワッシャを入れて再度組み込んでみる。アクスルワッシャにもいろいろ厚みはあるので1枚でダメなら2枚・・・こういうふうに微調整すれば万全にすることができます。
わたくしはそういう微調整も面倒なので11mmのベアリングスペーサーを自作して使っています。自作に興味のある方はこちらをどうぞ → ベアリングスペーサの自作
ここでの回答はあくまでも自己流の勝手な考え方です。世の中には正反対の意見もありますので、ただの一意見として参考になるのであれば幸いくらいに考えています。どうぞご自分の人生を謳歌なさってくださいませ。