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sk8 ベアリングスペーサで万全か!? べ~ぶるの試行錯誤

前ページではベアリングスペーサの役割を説明しました。ここでは、そのベアリングスペーサーを組み込みさえすれば万全なのか、というお話を記載したいと思います。

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ベアリングを組み込んだウィールをアクスルシャフトにセットして、ワッシャの外側からアクスルナットを締めるのですが、ベアリングスペーサを組み込めば万全かというと、「万全なケース」とそうでない「ベアリングに負荷を掛けるケース」があるのです。

万全でないケース

ベアリングスペーサが機能しない場合

ベアリングスペーサが機能しない場合

万全でないケースとは「ベアリングに負荷を掛けるケース」なのですが、これはどういうことかというと、ウィールの精度がその原因になっています。ウィールはウレタンを金型に流し込んで作られるのですが、仮に削り出しを行ったにしてもベアリングを組み込んだ状態でベアリング間の距離がちょうど10mmあるのか、ということなのです。

ベアリング間の距離がちょうど10mmであれば10mmのスペーサーで万全になるのですが、物事には誤差というものが存在します。製造現場での許容される誤差を「寸法公差」といいますが、もともと樹脂のような柔らかいものにキッチリした精度は求められないんですね。そんな理由からマニアックなパワーユーザーさんは10.2mmとか10.5mmのスペーサーじゃないとダメ、なんておっしゃる方もいるくらいです。

ここでの回答はあくまでも自己流の勝手な考え方です。世の中には正反対の意見もありますので、ただの一意見として参考になるのであれば幸いくらいに考えています。どうぞご自分の人生を謳歌なさってくださいませ。

つぎのページは、 ベアリングスペーサセット後のアクスルナット締め加減と微調整 です。

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