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SK8 自作ベアリングスピナー べ~ぶるの試行錯誤

Pennyコンプリートを購入したら、使われているベアリングがオイルベアリングだったものですから、そのメンテナンスが必要となりました。YAMAHAビラーゴに乗っている時にキャブレターのクリーニングやらなんやら灯油で機械部品を洗浄したり、ダイハツムーブのディスクブレーキパッド交換の時にパーツクリーナーを使ったりと、機械に触れることはもともと好きなので、今回のベアリングメンテナンスも億劫には感じないものの、洗浄液の中でベアリングを回してきれいに洗いたいな~と思いました。

洗浄液の中でベアリングを回すだけなら別に割り箸でもよかったんですけど。。。百均に「カプチーノミキサー」と名付けられた電動泡立て器が売っていたので、改造して使いたくて買っちゃったんです(^_^;)。 本来の使命を確認する為に2回位ミルクを泡立ててもらいました。次はベアリングをクリーニングする為の道具として生まれ変わってもらいます。回転トルクはそんなに必要でもないので、手軽にベアリングを回転させられるはずです。

まずは分解

まずは分解

「分解しなくてもいいでしょ!?」と突っ込まれそう。はい、その必要はありません。でも分解したくて溜まらないんです。まずは敵を知らなければ(敵じゃなくて相棒になってくれるんですが)、ということでバラしてみると配線一本としてありません。素晴らしい設計ですこと。8888。モーターだって単品105円では買えない。電池ボックスだってそこそこのお値段しますからトータルで考えると~~安いっ!!とてもお値打ち!です。

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改造工具 命名:「ベアリングスピナー」

改造といっても5分と掛かりません。実際のベアリング洗浄の模様はこちら → オイルベアリング洗浄

改造詳細

ベアリングの内輪を動かす部分を作りました

※ロールオーバーイメージです。マウスカーソルを合わせると画像が替わります。
改造としては、泡立て器部分をカットして、軸にグルーガンでグルースティックを8mm径に盛りつけます。そんなに厳密ではありません。テーパーをつけてその中間がだいたい8mmになればいいわけです。
泡立て器部分は切断砥石でカットしました。ニッパだと切れませんでした。そこにグルーガンでグルースティックを溶かして盛りつけまして、テーパーになるようグルーガン先端の熱い金物部分で形を整えました。

No Good!!

あきまへん

ここでNG。灯油に浸けて洗浄したのち灯油を拭き取ったら、なんと表面が溶けて削れました。ダメじゃん!!ウェスに付着しているのが判ると思います。実はグルースティックをラッカーシンナーに浸けて半日ほど溶けないかテストして、そのテストはクリアしたんです。しかし灯油でのテストはしておりませんでした。

改造の改造

灯油の中でベアリングの汚れを洗っているのに、洗浄液の中にグルー樹脂が溶け込んではなんにもなりません。まあ、いつもの試行錯誤なんですが、グルーの代わりになるもので身近にあるものは木です。加工も簡単だし強いです。

グルースティックに成り代わるのは檜

ベアリング内輪ハメ合い部分を檜にしました

灯油の中で溶けるグルースティックはクビになり、代わって取り付けたのはヒノキです。テーパーがつくよう削りました。

灯油に浸けてのち完成

OKOK

灯油に浸けて表面が荒れないことを確認しました。内輪にピッタリはまりますでしょ??

一件落着~~。

よくある質問と答え

Q:ベアリングを回すのに電動インパクトドライバを使ってもいいですか?

A:やめておきましょう(^_^;)。実はわたくしも、ベアリングを回転させるだけなら普段から使っている電動ドライバーを使おうかと思ったのですがやめました。理由は、揮発しやすい洗浄液に引火しては困るから。 動作中にバチバチと散る火花が見える電動ドライバーは危険なので避けなくてはいけません。興味ある人向けに情報発信しているのですから、「よい子の皆さんは真似しないで」といっても真似する人が出てくるでしょ??(^_^;)遊びの為に危険な作業を推奨できません。安全で楽しいスケートライフをお送りください。

つぎのページは、自作ベアリングスピナー改良 です。

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