SK8 ベアリングハンドプレスの使い方 べ~ぶるの試行錯誤
簡単に作れる道具で作業性が上がるものとして前ページで紹介したベアリングハンドプレスですが、ベアリングスペーサーを入れる場合はシャフトに順次パーツをセットしてからこれを使うことで安全かつ正確な作業が出来るのですが、初心者にはイメージしにくいこともあるのでその方法を画像を交えて順に説明いたします。
「ベアリング スペーサ 使い方」等のキーワードでこのページに飛んで来られた方には、ベアリングスペーサ をどうぞ。
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ベアリングスペーサーを入れる場合の使い方:こちらのやり方が安全
言葉にすると、ベアリングを片側だけセットしたウィールをシャフトにセットして、ベアリングスペーサーをセットし、その後ベアリングをセットして、手動ベアリングプレスで圧入し、ワッシャを入れて、あとはナットを締めるだけ、なんです。
オイルベアリングの場合、片面シールドが多いのでシールドをウィール外部側に向けてセットしましょう。ゴミの侵入をある程度阻止してくれます。
和名「手で押す軸受け圧入木片」となります。
グッと押します。それだけ。アクスルシャフトに入っているのでベアリング外周方向にズレ動くことはありません。
完全に圧入していないんです。バカ力だから、押しすぎてベアリングを傷めることはしたくないので、この程度でヨシとします。ナットが掛かればいいんです。
ワッシャは小さい部品で丸いために落とすとあっちこっちに行きやすいので、紛失の恐れがあります。「小さな部品だからなくても大丈夫」なわけないです。小さくても重要な役割があるのでなくさず忘れず入れましょう。
ナットをシャフトのネジに掛けて、ここからレンチで締めていきます。軽い力で締めます。ナットが締まることによってベアリングがしっかりと定位置まで圧入されます。締まるところまで締めるのですが、そのままだとベアリングに負荷が掛かっていますので(それが証拠に軽く回らないです)、1/5~1/4回転ほど(70~90°)緩めましょう。これでベアリングへの負荷がなくなり軽~く回転してくれます。ナット・ハンガー方向にウィールを動かしてみてカタッという音が出来るだけ小さく鳴るか鳴らないかで鳴らない、という状態が理想ですが、わたくしはちょっとだけ鳴るくらいにしています。
つぎのページは、万力式ベアリングプレス です。