SK8 ベアリングハンドプレスDIY べ~ぶるの試行錯誤
先日、ベアリングを交換しようとしたらウィールに入らない、という質問がありました。
ベアリングプレスがあれば簡単なのですが、なければないで(わたくしも最初はそうでした)ベアリングを平らなところに置いてウィールを上から押し込めばいいのです。
体重を掛けてちょっとだけでも押し込めれば、あとはしめたものです。アクスルシャフトにセットしてアクスルナットをレンチで徐々に締めていくだけでウィール内にベアリングはジワジワと入っていきます。
でも、オフセットの大きなもの(ベアリングの位置が奥まったところにあるもの)は無理なこともありますし、、、ベアリングプレスマシンとまでいかなくてもちょっとした道具があれば作業もはかどるというもの。。。(楽したいだけだろ!?とか言われそう(^_^;) そんなときに役立つちょっとしたものを作ってみましたので、「自作したことないけど」という方の入門編としてお勧めしておきます。
手動ベアリングプレスです。木片に穴を開けて丸く削ったものです。
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使い方
穴は8mmです。8mmというのはアクスルシャフトの径ですね。
これはテーブルの上に置いたウィールにベアリングを合わせ、そこをこの手動ベアリングプレスで圧入します。体重を掛けるだけ。
これで圧入できました。たいてい手だけで出来るものですが、時々けっこうな締まりばめに出くわします。手ではめ込もうとしてもベアリングがあっち向いたりこっち向いたりします。そういうときは自作のベアリングプレスマシンを使ってはめ込むのですが、「1枚しかスケートボード持っていないのにベアリングプレスマシンは大袈裟」という方にはハンドプレス一つ持っていてもジャマにはならないかな、と思います。
材料と作り方
木片2個で出来ます。もしくは古くて交換したベアリング2個位を接着剤でくっつけて、手で押す部分にそれより大きな木なりを使えば押し込みやすいと思います。材料は何を使ってもいいのですが、ベアリングに接する部分だけは22mmの円形でないと変にベアリングをプレスしてしまう危険性があります。
注意事項
ベアリングスペーサーを入れるタイプはウィールにベアリングとベアリングスペーサーを組み込む際に、スペーサーが本来の位置にないにも関わらずベアリングを圧入するとリテーナーを傷める危険性がありますので、スペーサーを組み込む場合は、片面のみベアリングを嵌め込み、それからシャフトにウィール・スペーサー・ベアリングとセットするのが安全でしょう。
つぎのページは、スペーサーを使う場合のハンドプレス使用方法 です。