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NSK(工業用)608VV 購入 べ~ぶるの試行錯誤

スケートボードに使われるベアリングはスケートボード用でない工業用でもサイズの合うものがありますから、それを使ってもいい訳です。
ベアリングのサイズは外径22mm、内径8mm、幅7mmであればスケートボードに使えます。JISの呼び記号でいうと608型ですね。
先日のNTN両面ラバーシールドのベアリングに次いで、NSK・日本精工のベアリングを購入しました。これもNTNと同じく国産の工業用です。これもスケートボードに使ってみたいと思います。

こんな包みです

NSK608VV

NTNを購入した時と同じく、これも10個中8個を選抜するために10個購入。

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内輪の肉厚がNTNより薄そう

NSK刻印

SPECは両側非接触ゴムシール型、材質:高炭素クロム軸受鋼です。ステンレスではありませんので水に濡れたままだと錆びます。
許容回転数(r.p.m)はグリース潤滑で34,000回転です。NTN 608LLBは32,000回転です。どちらもすごいですね。
とは言っても、そこまでの回転数で使うわけではありませんけど。

現実的な計算

ここで、ちょっと計算してみましょう。スケートボードって最高速度どれくらい出るんでしょうか。スピードメーターはついていないので実感としては、、、
プッシュプッシュで進んで時速20km、速い人で30kmくらい出るかしら。。。
では、仮に時速30kmで走るとして、1分間では500m進むわけですね。ウィール径が53mmとした場合・・・中略・・・
出ました!
1分間の回転数は3004回転です。ほう、50Hzのモーターくらい回っているんですね。
結構な回転数と思いました。許容値の10分の1以下ではありますが、わたくしとしては意外に思う回転数でした。

これって、理論上初速を気にした場合オイルベアリングの方が軽く回るんでしょうが、「黒子のバスケ」の青峰くんよろしくウォーミングアップを充分にしたなら、グリスベアリングでもいいということになるのではないか。。。ウォーミングアップというより遊び続けるほどに温まってグリスの重みはなくなるのではないか、ということですね。
気になるので使用前後の温度を計測してみて、その結果をレポートしたいと思います。結果が出ました → ベアリング温度上昇実験

シールドを外してみる

シールドを外したら

片面のグリス

NTNほど充填されていないし、色もほぼ透明なグリスです。内輪にくっついているように見えるけど非接触と謳うラバーの作りはBONES SWISS L2とそっくりです。

反対側のシールドを外す

グリス充填状態

こちらにしっかり充填してありました。リテーナーのボールを包んでいるところの膨らみが隠れるほどにしっかり充填してありました。はみ出たのが先ほどの裏側だったようです。

グリス充填してあっても、これも使用するにつれて金属カスとか出てくると思うので、NTNと同じように5時間くらい乗ったらベアリングクリーニングをして、今度はオイルベアリングとして使ってみたいと思います。この両側ラバーシールド形はZZ型のベアリングに比較してメンテナンスできるのがいいですね。

追記:走行実験しました。興味のある方はこちらをどうぞ → ベアリング性能比較検証

つぎのページは、BONES スピードクリーム購入 です。

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