Stereoバイナルクルーザー分解 べ~ぶるの試行錯誤
前ページで重量計測をしました。いつでも乗れる状態で一刻も早く乗りたい気持ちを我慢しつつ、パーツ単位の重量も計測しておくために、ここからStereoバイナルクルーザーを分解していきたいと思います。
このページに「トラック ボルト 取れない」などのキーワードでお越しの方は、錆び付いて外せないボルトの除去実例をどうぞ → オーリー練習台の自作
まな板の上の鯉みたいでしょ?
バイナルクルーザーをメンテナンス作業台 SK8メンテナンススタンド に載せます。使用する工具はスケートレンチです。
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トラックの取り外し
青矢印の六角穴付ボルトを緩めます。六角レンチセットを持っているからといって安易に使うとヤバいです。悪いこと言いません、スケートレンチを使いましょう。
バイナルクルーザーの六角穴付ボルトの六角穴に、スケートレンチに付属の六角ビットを嵌めて、トラックベース部分を押さえているナットをスケートレンチで緩めます。それを4個緩めるとトラックが外れます。
スケートボードメンテナンスの注意事項
スケートをメンテナンスするのにスケートレンチは備えておいた方がいいです。お父さんの工具箱から合いそうな道具を借りてもネジ頭を傷める危険性があります。トラックをデッキに固定しているネジ類を「ハードウェア」と呼びますが、SK8に使われているものはインチ規格のものなので、ミリ規格である日本の標準工具では合わないのです。合いそうに思っても力を入れると六角穴を広げることになり、あとあとが面倒になるので、スケートレンチは持っておいた方がいいでしょう。
参考までにスケートレンチの各サイズはインチで次の通りです。
キングピンナット:9/16(14.3mm)
アクスルナット:1/2(12.7mm)
トラックベースプレート固定ナット:3/8(9.5mm)
トラックベースプレート固定ボルト用ヘックスレンチ:1/8(3.2mm)
つぎは、デッキ単体の重量を計測したいと思います。
Stereo一覧メニューはこちら→ StereoミニクルーザーINDEX
つぎのページは、 デッキ重量計測 です。