フラスケ用 自作リテーナー工具 べ~ぶるの試行錯誤
フリーライダースケートサイクルのベアリングを分解した時のこと。付属のリテーナー工具は簡単な作りでありながら、よく考えられているなあ、と思ったんです。
ベアリングボールを移動させるための先端の加工、そしてリテーナーを外す時の押し込む動きのために、わっかの部分に親指を入れれば力が入りやすいので簡単に取り外すことができました。
でも、パンチで打ち抜かれた金具の角がわたくしの手の皮膚にあたって痛いのです。痛いというと大袈裟ですが触り心地が悪いのです。さっきのページでもこんなこと言っていたような(^_^;)。
そこで、これまで道具を自作してきた経験から、端材の木材とブリキ板を利用して、リテーナーを外す時に加わる力が面で当たるようにし、また力を加えやすい柄を付けたリテーナーツールを作りましたので紹介したいと思います。
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端材で作るリテーナー工具
上が自作工具、下が付属の工具です。
自作工具は「押す」力が入れやすいように柄をつけています。金具部分は1mm厚のブリキ板をカットしました。先端にボールを転がす部分(4分の1の円弧)とリテーナーを押す「面」の部分を併せ持っています。金属部分の仕上げは320番の耐水ペーパーで水研ぎしたので大変滑らかです。
ついでにそれ以外の工具
一番上のものは道具ではなく、取り外したクロスバーとボルトです。
製品に付属する工具の中で5mmサイズの六角棒レンチは2本入っています。両側から差し込む必要があるからですね。
わたくしは手持ち工具の中から百均の長いものを1本使うので、もう1本は付属のものをボルトが回らないように押さえのために使います。押さえるために使うのですが、わたくしの手には食い込みますので手触りが良いように柄をつけました。
あと2mmの六角棒レンチ(改造)とラチェットドライバーの4つでフェンダーの分解・組立ができます。手触りの悪いものはすべて良くなりました(^o^)。
つぎのページは、カスタマイズ です。