SK8 極楽ベアリングプーラーDIY べ~ぶるの試行錯誤
先日手動のベアリングプーラーでベアリングを引き抜いたのですが、ベアリングとウィールのハメ合いがキツく、引き抜いた反動で指に血豆を作りました。痛かったあ~(>_<)
血豆というより内出血ですね。痛かったです。皮が剥けなかっただけベアリングプーラーの仕上げがよかったと思うべき(^_^;)
コーキングガン流用の自作ベアリングプレス+プーラーを使えばこんなことにはならなかったのですが、カバンに入らなかったので手動のもの(ベアリングプーラー2号)を使ったらペインを味わいました。
そこで今度はカバンに入るベアリングプーラーで、しかも楽チンでケガする要素のないものを、タダで作ってみたくなりました。
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とても楽なベアリングプーラー
塗装していないので完成とは言えませんが、機能確認までしたところです。支点・力点・作用点~~てこの原理ですね。
プーラーの先端はワザと尖らせ、それによってベアリングスペーサーが入っていてもスペーサーを避けられるように、先端を偏芯させています。また簡単に目視できるようにウィールが密着する木材の一部を切り欠きしているので楽な姿勢で作業できます。
ベアリングを引き抜いた際にベアリングが逃げられるよう、ウィールが引きつけられる部分に28mmの穴を空けています。プーラーの軸は断面が角丸四角で対角9mmなので12mmの穴の中を通しています。
※ロールオーバーイメージです。マウスカーソルを合わせると画像が替わります。
ベアリングに掛かる溝は8mmにしています。ベアリングの厚みは7mmと決まっているので溝の上の部分がベアリングの上部に当たればこれで引っ掛かります。
プーラーがベアリングに引っ掛かればあとは押し下げるだけ。反動もなくクイッと抜けるんです。これは気持ちいいです。
材料と作り方
材料は、先日作ったPennyドック(メンテナンス兼ディスプレイラック)の端材(木)とインクジェットプリンタをバラした時に取って置いたシャフトです。
金属加工できる機械はドリルキリとディスクサンダーしか持ち合わせがないので、研削と穴開けをそれらで行いました。
今回は設計もせずに現物合わせで作っています。注意するところは金属のリンク部分の可動範囲です。ちょうどいいくらいのところを感覚で作りました。
目的達成
楽に引き抜けるものがカバンに入るサイズで出来上がりました。カバンの中を見せる趣味はなくてとても恥ずかしいのでフィルタ掛けてます。だいたいおわかりいただけると思います(^_^;)
つぎのページは、極楽プーラー改良 です。