再利用品で煙管クリーナー べ~ぶるの試行錯誤
一番下は煙管、上が自作のクリーナーです。全部処分されるはずの再利用品です。
ワイパーゴムは消耗品なので、時々取り替えますが、その時にゴムから板バネが出てきます。下は壊れたビニール傘のほねです。
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板バネは上から、たこ糸を巻き付けたもの、普通のもの、先端部を研削して細くしたもの、の3本です。
傘のほねは、上が先端部を削ってコの字型にしたもの、下がそのままのものです。
ワイパーの板バネは、そのまま煙管に通して取り出すだけでヤニが着いてくるので回収できる、というだけのものです。それをウェスで拭き取るだけです。たこ糸を巻き付けたのは、内部をゴシゴシ削り取れるだろう、ということでこのような形にしました。効果はありますが、たこ糸取替が面倒になりました(^_^;)。
ワイパーの板バネは大変重宝します。自動車整備の際の配線引き回しにも使えますし、わたくしの場合、篆刻をするのですが、柔らかい石を彫るために、この板バネをグラインダーで切削加工して、使いやすい幅と研ぎで何本も作っています。
傘のほねは、もともと断面がコの字型になっているので、煙管の中で回転させればヤニも水気も除去できます。とても便利です。
煙管に替えてから、街中でも、いろんな方に声をかけられます。何でも、農家の方は籾を取り除いた稲穂(しっかりしてるから)でお掃除してたとか、で、あぜ道の枯れ草でしっかりしているもので掃除をしてみたら、結構使えました。また、東京出身の上司は「自分の子供の頃は、1本いくらかで煙管掃除の人が自転車で廻ってた」というのですから、職業として成り立っていたほどなのですね。
自作の掃除道具として、結局、今一番使いやすいのは、傘のほねです。う~ん!安上がり(^_^;)
次ページでは、傘のホネクリーナーにグリップをつけるバージョンアップを紹介します。