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自作フロートバルブプーラー べ~ぶるの試行錯誤

勤務先の芝刈り機のエンジンがかからない、ということでキャブレターの分解清掃をすることになりました。分解してみるとフロートバルブ(ニードルバルブ)が固着してラジオペンチでは取れないので、フロートバルブ引き抜き工具を作ったのです。ここではその自作フロートバルブプーラーをご紹介します。

自作フロートバルブプーラーの材料は廃棄品

自作フロートバルブプーラー全体像

費用ゼロ円の工具

費用ゼロ円で作りました。金具部分は草刈りチップソーのチップが飛んだ廃棄品です。工具鋼である鉄板を切断砥石でカットして、刃先部分も切断砥石でチョンチョンと研削し、両頭グラインダでバリをとって木の柄を取り付けました。

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フロートバルブって何?って方向け講座

固着して抜けないフロートバルブ

入り組んだところに入っているニードルバルブ

水色の矢印がフロートバルブです。フロートバルブ(ニードルバルブ)はキャブレターのタンク内に燃料がいっぱいになるとフロートが浮き、浮いたフロートに押されて閉じるバルブで燃料が溢れないようにする働きがあります。狭い部分で開けたり閉じたりしているのでその周りに変質した燃料が接着剤のようになっていました。

このキャブレターは3年くらい使っていない芝刈り機のものです。長期保管する場合に燃料は抜くのが原則ですが、この芝刈り機は燃料がそのままだったため、キャブレターの中で燃料が変質し(人間でいうと変質者(^_^;)、キャブレター内部のあらゆるところにガム状に汚れが溜まっていました。機械ものって放置してはいけないんですね。しょっちゅう動いていないと正常な状態でなくなる。人も機械も同じですね。

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つぎのページは、 内張剥がし です。

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