Sponsored Link

SK8 ベアリングプーラー改訂 べ~ぶるの試行錯誤

コンプリート品のベアリングを外そうとした時の話。自作ベアリングプレス機のプーラー部分で抜き取りをしようと、プーラー部分にベアリングを引っかけても抜き取れませんでした。??(^_^;)??今までちゃんと取れていたということは、ハメ合いが緩いものだったということでしょう。

プーラー部分が2回滑ったところで、全周どこでも引っかかるようにプーラー部分を研削しました。

プーラー部研削加工

こんな感じに

全周加工

両頭グラインダーで荒削りをしたのち、精密ヤスリの△で引っかけ部分のRを出来るだけ削り取りました。これで抜き取れるはず、とトライしてみましたが、何故かダメ。何故なのか動きを観察してみてわかりました。

Sponsored Link

プーラーサポート部追加

それで講じた対策がこちら。※ロールオーバーイメージです。マウスカーソルを画像の上に置くと画像が替わります。

プーラーサポート

コーキングガン自体、プレスする軸の動きに制約がない(その必要がない)ので、プーラー部分に引っかけてウィールを下方向へ押しつけながらトリガーを引いても、プーラー部分は下へ逃げベアリングをすり抜けてしまうのです。キツくハマったベアリングを抜く力よりも、すり抜ける方向へ逃げていたわけです。

そこで、画像のようにコーキングガン軸の動きを制限し、ウィールで押さえつる反対側からサポートしてやるべく、これまた端材を適当に加工し取り付けました。

結果

結果はバッチリ。キツいハメ合いのウィールからもベアリングはキチンと抜き取れます。

そもそも、スケートボードの部品である金属のベアリングと樹脂のウィールのハメ合いなど、そんなに精度を出す必要がありませんから、キツいのもあれば緩めのものもあるのは仕方ありませんね。

ベアリングプレスandプーラーを作ってみよう、という方のために設計図の改訂版を次ページにUPします。

自作メンテナンスツール一覧メニュー 自作ベアリングプレス+プーラーインデックスメニュー

まえのページ カテゴリーマップ つぎのページ