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スズキKei 雨天時のエンジン不調 べ~ぶるの試行錯誤

これは前ページまでのプラグ並びにプラグコードを交換した件と別件になります。飛騨地方の豪雨被害が全国にニュースで流れた日のこと。20mくらいに渡って3cmほど冠水した道路を通過した後のエンジン不調のお話です。

keiのエンジンが止まりそうになる

大雨洪水警報が出た日、出勤時に冠水した道路を通過した後、交差点で一時停止したあと発進しようとしたらエンジンが息つきするような状態になりました。 止まっちゃうのかな??と思ったら息を吹き返したように正常に走行できましたが、再度一時停止して発進しようとするとまた同じ症状が出ました。

エンジンが止まると困るなあ、と思いましたが、「EFI車はバッテリが弱くなるとエンジンが掛からなくなっちゃう」ということを聞いていたこともあり、ヘッドライトは点灯状態でストップランプ点灯後だったこともあって、バッテリが弱まっているのかな?と思ったのですが、水溜まり通過後というのも気になりました(後述)。

補機ベルトとプーリー

F6Aファンベルトとプーリー

オルタネーター(ダイナモ・発電機)がしっかり回っていないのか?とも思い、ネット上の先輩方の情報を勉強させてもらいました。F6Aエンジンのオルタネーターを回すベルトはVベルトで消耗しやすく発電・充電不良になりやすいため、純正品で改良品が出ているとのこと。自分のKeiはどうなんだろう?と実物を見ると既に改良品に替えられておりました。

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原因を探った結果・・・

バッテリーはすぐさま充電しましたけど、バッテリー消耗と同時に気になったのが「水溜まり通過後」という状況です。13年くらい前にスズキアルトワークスCR22Sのサーモスタット交換をした際、ボンネット内部に付着した冷却水を洗い流したあとエンジンを掛けたら回転が低く安定しなかったことがあり、その時の状況にも似ていたのです。

ディストリビューター付近を確認すると・・・

ディストリビューターを見てみると泥水が付着した痕跡が見られます。ということはエンジン回転数の低下並びに不調はエンジンルーム内部への水の浸入によりディストリビューターカップへの水の浸入とみて間違いないんじゃないかと結論づけました。恐らく漏電していたのでしょう。13年前もディストリビューターカップ内部が濡れていてぞうきんで拭き取ったらエンジンが復活しましたので。。。学習が足りないようでございます(^_^;)。

改善策

水溜まりを勢いよく走らないこれに尽きると思いました。水溜まりがあったら「おっ!水溜まりだ」と言いながら原則をして、静かにソロソロと水しぶきを上げぬように走るようにいたしましょう。SUVなどが水しぶきを巻き上げながら走るのはエンジン(車体)下部にカバーをつけているからこそ出来るワザなんですね。よ~く分かりました(^_^;)

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