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NTN(工業用)608LLB 購入 べ~ぶるの試行錯誤

先日行ったベアリングによる滑走距離の計測実験で国産工業用グリスベアリングの性能に驚きました。
そこで、工業用でも両側非接触ゴムシール形のベアリングがあるので購入してみました。「ベアリングは国産の性能が世界一」と思っている身としては、この身体で体感するのみならず滑走距離を測ってこの目で確かめたいと思うわけでございます。

こんな包みです

NTN608LLB

購入したのは10個。SK8に使うなら8個単位でいいのですけど。。。
実は先日購入したSK8用FIZZのSBG900ですが、1個だけ回転の重いものがあったのです。1個でもそんなのがあれば他の足を引っ張るわけでありますので、10個の中から選抜できるようにと考えました。ちなみにFIZZのSBG900はNTN社が作っているそうです。

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机上の空論

NTN 608LLBのデータシートを見ると、許容回転速度は毎分 油潤滑で37000回転となっています。これがどれくらいの回転なのか、スピードに換算してみたいと思います。

わたくしが使っているのが53mmのウィール、それにこのベアリングを組み込んだ場合、直径×円周率=1回転の進む距離になります。
それに許容回転数を掛けますと・・・(略)・・・出ましたっ!!!
なんと!時速369km/hまで出せるんです!誰が出すねん!?って言っちゃうよね(^_^;)。

完璧なオーバースペックです。USAのロンスケでのダウンヒルレースでも60km/hくらいですよね。革ツナギは着ていない種類のレースです。
オートバイだと欧州仕様のヤマハFZR1000でも300km/hまでしか刻まれてませんでした。スピードメーターも100%針が回ったこともないし。
H24.10月現在、営業運転で一番の最高速は300km/h運転の500系新幹線だそうですから、スケートボードに乗って新幹線を追い抜くなんて・・ね。
名探偵の小学1年でも峰フジ子のハーレーと競うくらいですから100km/h程度でしょう。それもあり得んけど。

まあ、8個1480円でそれを叶える度量があるわけですね。すごいです。

現物

取り出してみると

取り出しました

このラバーには刻印がありますが、刻印を見なければBONES SWISS ラビリンス2とそっくりです。

これもバラしてみます

これもバラしてみたところ

グリスが入っています。多分機械で充填しているのでしょう。両面ともリテーナーのボールとボールの間に1箇所だけグリスのないところがありましたけど、こういう仕様なんでしょうね。まずはそのまま使ってみます。

グリス充填だけど、使っているうちにやっぱり金属カスとか出るでしょうから5時間くらい乗ったらベアリングクリーニングをして、今度はオイルベアリングとして使ってみたいと思います。この両側ラバーシールド形はメンテナンスできるのがいいですね。内輪にくっついているように見えるけど非接触と謳うラバーの作りはBONES SWISS L2とそっくりです。

追記:走行実験しました。興味のある方はこちらをどうぞ → ベアリング性能比較検証

つぎのページは、NSK (工業用)608VV 購入 です。

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